ホームページからの問い合わせが少ないとき、多くの人は「アクセスが足りない」と考えます。しかし実は、フォームの使いづらさが原因でユーザーが離脱しているケースが非常に多いのです。フォームを最適化するだけで、問い合わせ数が2倍になった事例もあります。
フォームが長すぎる問題
多くの企業が問い合わせフォームに過剰な項目を設置しています。「会社名」「部署名」「役職」「電話番号」「FAX番号」「住所」......。ユーザーの立場で考えてみてください。ちょっと相談したいだけなのに、個人情報を大量に求められたら入力をやめたくなりませんか。
調査によると、フォームの項目数が7個を超えると、完了率が大幅に低下します。初回の問い合わせで本当に必要な情報は限られています。
入力項目の最適数は3〜5個
問い合わせフォームに設置する項目は、3〜5個が理想です。最低限必要なのは以下の項目です。
- お名前(必須)
- メールアドレス(必須)
- お問い合わせ内容(必須)
- 電話番号(任意)
- 会社名(任意)
それ以外の情報は、問い合わせ後のやりとりの中で聞けば十分です。まずは問い合わせのハードルを下げることが最優先です。
スマートフォンでの入力体験を改善する
問い合わせフォームへのアクセスの多くはスマートフォンからです。以下のポイントを確認してください。
- 入力欄が小さすぎてタップしにくくないか
- メールアドレス入力時に英字キーボードが自動で出るか
- 電話番号入力時に数字キーボードが出るか
- エラーメッセージがわかりやすいか
入力タイプ(type属性)を正しく設定するだけで、スマホでの入力体験は大幅に改善されます。
確認画面は本当に必要か
日本のWebサイトでは「入力 → 確認 → 完了」という3ステップが一般的ですが、確認画面をなくすことでフォームの完了率が向上するケースがあります。確認画面で「戻る」ボタンを押して入力内容が消え、離脱してしまうユーザーも少なくありません。
確認画面の代わりに、送信ボタンの近くに「入力内容をご確認ください」というメッセージを表示する方法もあります。
自動返信メールの重要性
フォーム送信後に自動返信メールが届かないと、ユーザーは「本当に送信できたのか」と不安になります。自動返信メールには以下の情報を含めましょう。
- 問い合わせを受け付けた旨のメッセージ
- 入力内容の控え
- 返信までの目安期間(例:2営業日以内)
- 緊急時の連絡先
まとめ
フォームの最適化は、コストをかけずに問い合わせ数を増やせる最も手軽な施策です。入力項目の削減、スマホ対応、自動返信メールの設定から始めてみてください。KANADE WEBが制作するサイトでは、フォームの最適化も標準で対応しています。